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太陽光発電のことを改めて考えてみる

仮説を立てて検証する。
さて、予測を当てるにはどうするか。 まずエコノミストの意見を鵜呑みにするのではなく、自分の考えに近い意見をもつ経済学者の本や発言を抜粋し、自分の頭で自分の言葉で意見を組み立ててみます。
私は1994年の秋に、東京のある経営の勉強会に招かれました。 場所は日本工業倶楽部、出席者は日本の有名企業の役員、金融機関のトップ、著名なコンサルタント等々の前で「資産デフレはさらに進行する」というテーマで1時間ほど話しました。
講演というほどのものではなく、レジュメを作成し、それを見ながら自分の意見を言う程度のことで、それに皆が質問するという形式でした。 当時、まだ銀行は強く、消費も設備投資も堅調でした。
そのときの私の発言は、「金融システムの崩壊により、銀行や証券、生保がつぶれる。」、「不動産に裏づけられた企業の含み資産が崩壊する。」、「不動産の下落はこれからが本番だ。 対策としてデフレであるからキャッシュポジションを高めると共に借金を減らすこと、不動産は相場の8割で売ること、銀行の体力が残っているうちに本格的リストラを行う。」、などです。
その日のレジュメを今目にすると、当日のことが次々と思い出されます。 私の意見は、ほぼ全員から反対されました。

ある銀行のトップは、「週刊誌的知識だ。」と一笑され、経済記者から「話としては面白いが記事にならない。」と言われ、概ねひんしゅくを買ったという状況でした。 それでも私は、3カ月か半年ごとに検証しレジュメを作り直して、同じテーマで話をしてきました。
この私の仮説は、数年後に現実のものとなり、今では常識になってしまいました。 その後も東京の同じ勉強会に、「Nさんの話は当たりましたね。」と2年ごとに4回招かれました。
3回目の1998年のとき、後半の質疑で発言された電子メーカーの社長が、冒頭に「4年前に聞いたNさんのテープをある金融機関の部長に渡し、結果としてそこの社長も聞くことになり、当時計画していた土地につっ込むことをやめ、5、000億円くらい助かった。」と話されました。 当初はひんしゅくを買ったものの、私の話が感謝され、会社のお役に立ったことを実感し、嬉しく思いまして、このワンテーマ『日本経済と地価』に関しては、私は誰にも負けないと自負しております。
日本経済の専門家はゴマンとおり、地価の専門家も多士済々ですが、日本経済と地価の両方の兼ね合いを深く追求してきた不動産業者は、まだ見当たりません。 結果として、私のオリジナルが少し出てきたと思います。

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